今の街に引っ越してきて一年。
風景として認識はしていたけど、入るのは初めて。
ノスタルジックな商店街の、滲み出る情緒に貢献している。
え、ボロっちいだけ?
ちっ、違うから!趣き深いだけだから!
外光で薄暗い店内。
ひび割れたモルタルの床。
壁一面の安価な目覚し時計。
パイプ椅子に座って仕上がりを待っている間、
時間が止まっているような感覚に頭がクラクラしたよ。
時計屋なのにね!目の前でいっぱい刻んでるのに!
電池交換1,200円という料金が高いのか安いのかよく分からなかったけど、
プライスレスなアトラクション感覚が味わえたよ。ありがとう、ありがとう。